無限に種類のあるコーヒーサーバー。
その中で、
- 1~2杯用(1~2人用)の小型ドリッパーを数種類使う
- 2杯分を入れることが多い、そのままカフェオレなども作りたい
- 蓋のままレンジOK、スタイリッシュなデザイン
とおすすめのサーバーが「HARIO V60 レンジサーバー 600ml XVD-60B」。
- 何を基準に決めて買ったのか
- 実際に使ってみての良いところ悪いところ
この記事では↑みたいなところを書いていきます!
口径が決め手、デザインも美しく機能的
1~2杯用を含む複数のドリッパーを使うにはベスト
決め手は一般的なコーヒーサーバーより少し小さめな、口径:8.5cm 。
というのも、メリタやカリタの1~2杯用ドリッパーを購入した際、以前使っていたものだと口径が大きく不安定で、いい感じの口径のサーバーを探した結果がこの「XVD」のラインナップでした。
自分が購入したのは02の600ml(XVD-60B)で、01の360ml(XVD-36B)、03の800ml(XVD-80B)もあります。
ちなみに容量が違っても、口径の大きさはどれも同じく8.5cmです。
さて実際に手元のドリッパーをいくつかのせてみると…
口径9.5cmだと不安定で置けないメリタ・カリタの1~2杯用も、安心して置けます。
小さめのドリッパーものせられつつ、その他の一般的なドリッパーも何の問題もなくのります。
もう1つのポイントは、ドリッパーだけじゃなく、エアロプレスこそめちゃくちゃぴっっったりハマります。
専用なんじゃないかというハマり具合で、圧力をかける時に安定するのが嬉しい使い心地です。
ちなみに、本来の用途と違うので検証の意味とは…って感じですが、
HARIO メタル ドリップ デカンタ MDD-02SVに付属する金属フィルターや、KINTOの4カップ用のステンレスフィルター(SCS-04-SF)をセットしての使用は無理です。
口径が小さすぎて、ドリップしたコーヒーが落ちずに接着面にたまり、正常なドリップができないです。
スタイリッシュな直線美、もう1段ストンと落ちる底面が魅力
スタイリッシュな直線が美しいデザインで、底面にもう1段折り返しがあるのがお気に入り。
取っ手と1周ぐるっと覆った黒い帯が全体を引き締めていて、コーヒーを入れることで黒い帯が2つになり、一層スタイリッシュさに磨きがかかります。
見た目だけじゃなくこのガラス形状は、テーブルとの接触面が少なくなることで、温かさを保てるようにもなっているらしく、ビジュアル・機能ともに満たしたデザインになっています。偉い。
カップ準拠の目盛りだけじゃなく、ちゃんとmlでの目盛りもあります。
個人的に両方あるのが地味にポイントで、カップ準拠の目盛りだけだと、やはり使いにくさを感じるところ。
欲を言えば150mlの目盛りから欲しいところだけれど、600mlサイズなのでいたしかたなし。
(360mlは1カップ・150ml目盛りからある)
普段2杯分を淹れることが多いので360mlでもいいのですが、そのままたっぷり牛乳を注いだり出来るので、やはり600mlを選んで良かったなと思います。
裏には1カップ=120mlのカップ準拠の目盛りも記載。
そうそう、そして蓋をつけたまま電子レンジでの加熱が可能です。
使ってみて、良いところ・悪いところ
満足ポイントをまとめると
- 小さめのドリッパーも安定する絶妙な口径
- エアロプレスもぴったりはまる
- カップ準拠の目盛り2種+mlでの目盛り
- スタイリッシュながら冷めにくいデザイン
- 蓋をつけたまま電子レンジで温め可能
こんな感じで、複数のドリッパーを使い分けるのにぴったりで、デザインもいいし使い勝手もいいし、現状色々試して「これ以上のものが存在するの?」と思っているくらい、満足しています。
唯一の欠点は洗いづらい(手が入りづらい)
使っていて、唯一と言っていい欠点は洗いづらいこと。
口径が小さいので、手がギリギリ入るくらいで、個人的にはなんとか洗えますが、もっと手が大きい人だと無理そう。
洗いづらい場合は、柄の付いたスポンジとかがあると便利です。
あと取っ手とつながって1周サーバーを覆っている黒い部分、取り外せないので水が溜まりやすく垂れたコーヒーでも汚れやすいので、入念に洗うのがおすすめです。
めっちゃおすすめです
ここまで書いてきた通り、とにかくめっちゃおすすめです。
耐久性という点はまだ分からないですけど、HARIOさんの商品なので長く使えそうですし、ダメになっても同じものを買うと思います。