HARIO ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVを使ってみて【レビュー】

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結局ティーポットどれがいいの問題。色々と持っているので、折に触れて紹介していくシリーズです。

個人的には抽出の様子が分かるガラス製が好きで、かつ日中たくさん飲むのである程度の容量で作れるものが便利。

ということで今回は「HARIO ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSV」を使ってみて、どういう特徴のものかレビューちっくに書いていきます!

HARIO(ハリオ) ジャンピン グリーフ ポット S 600ml JPS-60-HSVで紅茶を淹れた様子
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HARIO ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVの特徴

HARIO(ハリオ) ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSV
サイズ幅(持ち手込み)16.2×奥行12.2×高さ14cm
材質本体:耐熱ガラス、蓋・フィルター:ステンレス、蓋つまみ:ポリプロピレン、パッキン:シリコーンゴム
生産国ガラス本体・パッキン:日本、蓋・蓋つまみ・フィルター:中国
口径8.2cm
容量600ml

4~5人分が1度に淹れられる、容量多めの耐熱ガラス製のティーポットです。

口径も十分洗いやすい大きさで、茶葉を捨てるのも楽

丸いフォルム・メタリックな蓋のシンプルでシックなデザインになっています。

蓋と一体のフィルター

HARIO(ハリオ) ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVの蓋

蓋とフィルターが一体になっていて、茶葉の広がりを邪魔しないでかつそのまま注げるようになっています。

フィルターの目は粗めですが、基本ブロークンでも問題なし。

こちらも浅いので洗いやすいです。

ジャンピングが起こりやすい形状

HARIO(ハリオ) ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVにて茶葉がジャンピングしている様子
ジャンピング終盤

茶葉上下する「ジャンピング」が起こりやすい形状。

ただし実際ジャンピングが起こるにはティーポットの形状より、酸素や温度などほかの要因の方が大きいです。

あとジャンピングが起こらないからといって、美味しくない紅茶になるわけじゃないのでそこは押さえておきたいポイント。

使いにくいところ・気になるところ

蓋がステンレス製なのでめちゃくちゃ熱くなる

メタリックでいいのですが、ステンレス部分がめちゃ熱くなります

沸騰したお湯を使うので上の方まで注いで蓋をすると、蒸気で熱されておそらく80℃とか、火傷するくらい熱くなるので注意です。

つまみは熱くならないので使う分には問題ないですが、慣れないうちは意識しておくといいです。

蓋は傾けるとパカッとズレる/傾けすぎると落ちる

HARIO(ハリオ) ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVを傾けると、蓋が落ちそうになるけど止まる様子

パッキンの密着性があまり高くないので、片手で持って傾けるとカパッとなって、最後あたりで傾けすぎると落ちます。

まあ押さえれば問題ないし、はめやすくていいのですが、蓋が熱いからといって片手で入れるのはちょっと無理です。

茶葉がフィルターを妨げ注ぎにくいことも

HARIO(ハリオ) ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVの蓋の注ぎ口にある茶漉しに茶葉が濾される様子

ティーポットが球体で注ぎ口がすぼんでいるのである程度傾けないと注げず、終盤で茶葉がフィルターを塞いじゃうと、ちょろちょろとしか出てこなくなったり。

いったん捨てたり、 蓋を回転させたり、少し揺らして詰まりを解消してあげると注げるようになりますが、気になる方はいるかも。

最後の一滴まで落としにくい

↑の蓋の画像を見てもらうと分かるのですが、フィルター部分と蓋上部に溝があるのと、丸くかなり傾けないといけない形状から最後の一滴まで落としにくくなっています。

最後の一滴はゴールデンドロップまたはベストドロップといって、美味しい紅茶を入れるコツとされています。一番濃い一滴ですので、紅茶を引き締めるとか。

まあ実際はその1滴で、ましてや600mlの紅茶の味が左右されるわけではないですが、紅茶を楽しむ上で意識している方も多いと思います(自分もその1人)。

構造上、最後の一滴が落としにくい(ほぼ落とせない)というのは選ぶ際のポイントの1つにはなるかと思います。

HARIO(ハリオ) ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVに残った抽出後の茶葉
意識せず注ぐとこれくらい残る

HARIO ジャンピングリーフポット 600ml JPL-60Bとの比較・違い

もう1つ同じく丸い形状・600mlのジャンピングリーフポットに「HARIO ジャンピングリーフポット 600ml JPL-60B」があります。

今回紹介したJPS-60-HSVJPL-60Bの比較点・違いをまとめると、

  • ティーポット本体は同じ=蓋の共有が可能
  • JPL-60Bの蓋・フィルターはポリプロピレン製で熱くなりにくいけど汚れやすい
  • JPL-60B は蓋のままレンジ可
  • 最後まで注ぎにくいのはどちらも同じ

JPS-60-HSVが定価3000円(Amazonだと2400円程度)に対して、JPL-60Bは定価2000円(Amazonだと1900円程度)なので、ポット部分が目当てなら安く選択肢です。

ただ蓋の作りはJPS-60-HSVの方が若干使いやすいと思います。

蓋ごとレンジで温め可なのはいいですね

目でも紅茶を楽しめるティーポット

HARIO(ハリオ) ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVにて抽出中

蓋の構造にすこし使いづらさはありますが、どのティーポットでも何かしらの弱点はあるもの。

何なら茶漉しを使えば、洗い物は増えますが注ぎにくさに関する蓋のデメリットは解消できます。(蓋はしたほうがいいから熱くはなるけどね)

ウィークポイントを看過できるなら、多めの容量で紅茶が抽出される様子を目で見て楽しめる、良きティーポットだと思います。

表面の茶葉が徐々に沈み、また舞い上がってだんだんと茶色がついていく様子は、紅茶を淹れる楽しみの1つ。

ということで、HARIO ジャンピングリーフポット S 600ml JPS-60-HSVを使ってみてのあれこれでした。

選ぶ際の参考になれば幸いです!

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