AeroPressというと付属の紙のフィルターをずっと使っていましたが、金属製のフィルターがあると知って買ってみました(といっても買ったのだいぶ前)。
色々な会社から販売されていますが、ABLE BREWINGから販売されている「AeroPress用DISKコーヒーフィルター」というフィルターです。
今更ながら使ってみてのあれこれを書いていこうと思います！
STANDARDかFINEか
ABLE BREWINGから販売されている金属製のAeroPress用DISKコーヒーフィルターには2種類あって、
- STANDARD … すっきりとしながらボディ感のあるコーヒー
- FINE(厚みが1/3・ドットが細かい)… コーヒー豆の微粉が少なく、甘みのあるすっきりとしたコーヒー
今回選んだのはSTANDARDです。
理由は目詰まりしにくそうなのと、厚みがあって扱いやすそうだったので。
とりあえずSTANDARDで試して、良さそうならFINEも買おうという算段です。
FINEは目が細かく圧力をかけやすいので、よりエスプレッソに近い味になるとのこと。
STANDARDでも微粉はあまり気になりませんが、より圧をかけられるということで…薄いけど扱いに気をつければ問題なさそうだし…味が変わるとなると好奇心が…そのうちFINEも買います(笑)。
使用感
味はかわる
ペーパーフィルターと金属フィルターとでは、やはり味はかわります。
金属フィルターの方はペーパーフィルターより油分が多い分コクもありつつ、ペーパーの方がすっきり、金属フィルターの方はボディが深い感じ。
後味すっきりなら紙ですね、金属フィルターは悪く言えば雑味も出やすいのかも。
とはいえレシピだったり圧のかけ方、豆の種類や焙煎度、挽き目で特徴の出方も違うし、そこにフィルターというパラメーターが新たに加わるのはシンプルに面白いし、色々試せて楽しいです。
紙・金属フィルターを併用するというレシピもあったり。
安定した味を求めるのも一興、いろんな味の変化を楽しむのも一興です。
油分はそれほど
豆の種類や焙煎度にもよるでしょうが、主観的に油分は出ますが思ったよりは少ないです。
確かなコクは感じますが、個人的にちょうどいいくらい。
微粉はあまり気にならない？
穴があいているので微粉は多少でます。
でももう何回も使ってますが、じゃりっと気になるほどでもないというかほぼ出ないです。
微粉が気になるという口コミ・レビューも少ないですがあるので、どちらかというとミルの性能によるそもそもの微粉の多さによるんじゃないかな～。
手挽きだとやっぱり多くなると思います。
ペーパーフィルターのほうが楽だけどね
金属フィルターは洗って繰り返し使えるのでエコ。
…なんですが、ペーパーフィルターのほうが後片付けは間違いなく楽です。
ペーパーフィルターはポンッと押し出して一緒に捨てて終わりのところ、金属フィルターは捨てちゃわないように取り出して、洗わないといけないですからね。
購入してはじめての使用時、「捨てちゃわないように気をつけなきゃ…」と思って後片付けをしてたら、さっそく無意識にゴミ箱に放り込んでて自分を笑いました(笑)
洗う水も考えると、エコという点もどっちもどっちなのでは？と思わなくもないです(笑)。
あとSTANDARDだと普通に扱っていて折り曲がることもないですが、FINEだと少し神経を使うかもですね。
ということで、後片付けはワンステップ増えますが、紙と比べて味はたしかに変わるので、変化が楽しむ方も求める味がある方も試してみてはいかがでしょうか。
それでは～。
