入門・普段使いにぴったりな「iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894T」【レビュー】

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色々種類のあるガラスティーポットのうちで、安い&使いやすいと思っているのが↓この2つ。

  • HARIO ジャンピング リーフポット 500ml JPP-50
  • iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894T

どちらもガラス製・多めの容量・ジャンピングしやすい丸い形状で、 茶こし付きの蓋も同じような構造になっています。

このうち今回は、個人的に1番入門・普段使いにぴったりなこの手のタイプのガラス製ティーポットである「iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894T」についてあれこれ書いていきます。

レビューの1つとして、購入を検討されている方の一助になれば幸いです!

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894T 640ml
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基本的なスペック

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tで紅茶を注いでいる様子

思ってるより大容量

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894T
サイズ感幅12cm×高さ13cm×取っ手込み幅16cm・260g
容量640ml
材質本体:耐熱ガラス
蓋:ポリプロピレン(耐熱120℃)
茶こしメッシュ:ステンレス
電子レンジ蓋を外せば可
食器洗い乾燥機
値段1300~1800円程度
(定価:2000円)

結構しっかりめのガラス、容量は640mlと3~4人分、結構な量入れることが出来ます。

複数人で飲むとか、1度で多めに入れて半日飲む場合におすすめで、1人分や2人分ならもっと小さい容量がいいですね。

ルイボスティーなどずっと茶葉を入れていても苦くならないものなら、こまめに淹れる必要なく常飲出来るのでそこも便利。

紅茶なら抽出用として使うのもおすすめ

ガラス製のメリットは水色(紅茶の色・濃さ)が見やすいので、安定した紅茶の抽出に向いています。

個人的にはガラス製のティーポットで抽出し、他にお気に入りのティーポットに濾し入れて飲むために使っています(茶葉をずっと入れてると渋くなるため)。

このティーポットのフォルムも丸くておしゃれですが、「抽出用」と位置づけて使うのもおすすめです。

シンプルで最低限だけど無駄のない便利さ

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tと茶こしを外した様子

機能はすごくシンプルで、抽出→茶こしまでが1つで行える最低限だけど無駄のない便利さです。

注ぐときの裏漏れもないですが、ここはガラス製品なので多少の個差はあると予想しています。

茶こしは同タイプでは優秀、気になるなら別で茶こし

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tで抽出し濾した後の茶葉、ほぼ紅茶は残っていない
ほぼ残らないくらいには注ぎきれる

茶こし部分は同じようなコンセプトの商品では一番最後まで注ぎきれる作りになっています。

例えば同じくらいの容量の↓では注ぎきれずかなり紅茶が残ってしまう

それでもやっぱり最後の1滴まで注ぎたい場合は別で茶こしを使うのがいいですが、個人的には許容範囲くらい。

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tをデカンタに放置し、最後の一滴まで注ぎ切る様子
ちなみにこういう逆さに設置できるデカンタがあれば最後の1滴まで注ぎきれます(笑)

茶こしの目の大きさ的にBOPやCTCなど小さめの茶葉でも基本は通さないですが、蓋と茶こしの隙間を茶葉が通り抜けることはあります

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tの茶こしにのこった茶葉
若干の隙間から細かい茶葉が出ることはある

多少の茶葉(細かい場合)は落ちてしまいますが、口当たりに響くほどの量ではないので個人的には問題ないです。

ここを気になる場合は完全に蓋と茶こしが一体になってるのを探すほかないですが、それだと洗いにくいので一長一短かと。

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tの蓋と茶こしを分解した様子
こういう風な分解です

茶こしのメッシュはステンレス製なので茶渋が付きづらい&付いても落としやすいのも○
そのかわり蓋のままレンジはNGです

冷めやすさについて

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tの注ぎ口

あと気になる点としては茶こし付きの蓋なので隙間があって、そこから少し冷めやすくはなります

とはいえ ガラス自体薄くなく保温性も結構あって、湯量が多いので冷めにくいので、あまり気にしなくてもいいかなとも思います。

ティーコゼーがあればなお良いですね。

ジャンピングしやすい?

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tで茶葉がジャンピングする様子

それと一応ジャンピングしやすい形状で間違いないのですが、ジャンピングにはポットの形状よりお湯の酸素量・温度のほうが重要度が高いので、このティーポットを使うと必ずジャンピングが起こるわけではないです。

  1. 酸素を多く含む汲みたてのお湯を使う
  2. 沸騰が続くと酸素が抜けるので、沸騰したてのお湯を使う
  3. ティーポットを温めておき、注いだお湯の温度が下がらないようにする
  4. 酸素を含むようある程度勢いよくティーポットに注ぐ

このあたりを意識したほうがジャンピングの手がかりになるかと思います。

HARIO ジャンピングリーフポットと比べて、選ぶポイント

どちらにも良いところがあって…

同じくらいの容量(500ml)で、同じくガラス製・同じような茶こし付きの蓋(同じく蓋はレンジ不可)を備えたティーポットとして、「HARIO ジャンピングリーフポット」があります。

違いをまとめると、

  • HARIOは下に台座が付いていて熱が伝わらない=置くところを選ばない
  • 台座の隙間に紅茶が入ると洗いづらく茶渋がつきやすい
  • 取っ手は取り外し不可で、取っ手・台座が白なので汚れがつくと目立つ
  • 容量:iwaki→640ml、HARIO→500ml

とどちらにも良いところがあって使い勝手はかなり似ていますが、「洗いやすさ」で自分はiwakiのティーポットを選びました。

HARIO ジャンピング ティーサーバー(350ml)はどう?

ちなみにもっと小容量をお求めの場合、HARIOには350mlのジャンピング ティーサーバー(↑)という商品もあって、こちらもジャンピングリーフポットと同じ感じの見た目ですが、

  • ジャンピング ティーサーバーはフタをしたまま電子レンジ使用可
  • 蓋の形状上、最後まで注げず紅茶がポットに残りやすい(らしい)
  • 蓋の分解数が多い(3つに分かれる)ので洗い物は多め
  • ジャンピング ティーサーバーは取っ手がガラス製なので茶渋が付きにくい
  • 色が白以外にもオリーブグリーン・レッドがあり汚れが目立たない選択もできる

とこちらも良いところもあれば使いづらいところもあります。

特に蓋は使い勝手が良くないみたいで、 ジャンピング ティーサーバーを使うなら蓋の茶こしでなく別に茶こしを用意するのがいいのかなと思います。

HARIO 茶茶 急須 丸
HARIO 茶茶 急須 丸

だったら同じく360mlや300mlあたりでHARIO 茶茶 急須というシンプルなガラス製の商品もありまして、台座や丸い形状にこだわりがないなら使い勝手がよかったりします。

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894T:まとめ

iwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tと淹れた紅茶

ということでiwaki 耐熱ガラス ジャンピングティーポット K894Tについて、

  • 多めの容量で裏漏れもなく茶こしも同タイプの中で優秀&全体が洗いやすい
  • 少量を淹れるなら他にも選択肢はある
  • ジャンピングしやすい形状だが必ずしもジャンピングするわけではない
  • 紅茶なら抽出用にして別のティーポットに濾し入れる用途がおすすめ

あたりの、 商品の特徴や実際使ってみての使用感をまとめてみたました。

紅茶入門やお茶パック入れっぱなしの普段使い、自分が求める用途と合えばめちゃいいティーポットだと思います。

これから買う方の参考になれば幸いです!

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