コーヒー豆の保存どうするか問題。
ストック分は冷凍で保管していますが、直近で飲む用に常温で置いておくための保存容器を探していました。
そこで買ってみたのが、手動の簡易真空保存容器「加藤産業 真空保存庫」のシリーズ。
使ってみてのあれこれを書いていきますー!
真空容器容器として、いい選択肢だと思う
基本の使い方
基本の使い方、使ってる様子は動画を撮ってみたので↑を見ていただければ分かると思います~。
シンプルな構造で、容器に内容物を入れ、蓋をしてポンプで空気を抜けば完了。
最大85%酸素を除去出来るようで、空気を抜いたらもう力を入れて引っ張っても蓋は開かなくなります。
もちろん完璧な真空状態ではないです。
シリコンのパッキンが蓋についているので、密封性もグッド。
開ける時は真ん中のボタンを押せば、「シュー」と空気が入る音がして、蓋が外れるようになります。
手動か電動(自動式)か
真空保存容器は電動(自動式)という選択肢もありますが、
- コーヒー豆を保存するには全体的に容量が大きい
- 安いのは壊れやすくちゃんとしたのはめちゃ高い
ので手動タイプが手軽でいいかな~と思っています。
ちなみに手動式の他の商品で、勝手に空気が入るものとかもあるので、口コミ・レビューとかを調べて買うのがおすすめ
容器の種類がいくつかあって流用しやすい
容器は340ml~1.8Lまであって、ポンプがあればどれでも使えるので、料理とか他の保存容器として流用しやすいのもグッド。
340ml・600ml・640ml・ 1000ml ・1100ml・1800mlがあったかな?
乾物とかにももってこいです。料理だと調味液の浸透とかいろんな使い方もできたり。
コーヒー豆に限っては、一番小さい340mlか、がぶ飲みする方でも600mlがおすすめ。
ちなみに340mlはVS-2B、600mlはVS-1Bという型番です。
↑のくらい(容器の半分程度)で70~80gとかなので、1人で2~3日で飲みきれる量に合わせて冷凍庫から移して使うといいです。
コーヒー豆を保存するにあたってのあれこれ
ちゃんと脱気できて、キャニスターより明らかに持ちがいい
以前は小さいガラス製のキャニスターを使っていて、そちらもきちんと密封できるものでした。
でも真空保存容器を使っていて、明らかに2~3日経った時の膨らみ方に違いが見て取れました。
コーヒー豆の劣化は酸化というよりガスの放出。
なので空気を抜いたところでどうなの?逆に放出しやすくなるのでは?とは思っていて実験もかねてでしたが、実際自分の環境では劣化を抑えられていると思います。
遮光が出来ない点
コーヒー豆の劣化の要因はいくつかあって、
- 空気
- 温度
- 湿気
- 光
大体このあたり。
真空保存容器は脱気するので空気はクリア、湿気も空気と一緒に抜けて水分量自体は減るのでクリア、温度は室温を高くしすぎなければクリア。
唯一、容器が透明なことで光を気にする方はいらっしゃるかもしれませんが、これはあまり気にしなくてもいいと思います。
まず容器が透明でも、冷暗所に保管すれば解決。
ディスプレイを考えて光が当たるところに置いておいても、蛍光灯程度の光の影響は空気や湿気に比べて微細なものなので、太陽光にガンガン当たるとかじゃない限りは気にしなくてOKです。
耐久性は不明、におい移りは弱点かも?
基本的な性能が高くかなり気に入っていますが、耐久性は不明。
容器・蓋ともに強化PS樹脂製で、やわではないですが…まあこのあたりは長期間使っていかないと分かりませんね。
1点弱点っぽいのが匂い移り。
ガラス製だと匂いが移りづらいですが、こちらはプラスチックなのでコーヒーの匂いが移ります。
専用にしちゃえば問題ないですが、匂い移りにデリケートなものには転用できないので一応。
加藤産業 真空保存庫 まとめ
ポンプで空気を抜くというワンアクションは増えますが、かなり劣化しにくくなるのでコーヒー豆の保存で悩んでいる方は、選択肢の1つにいかがでしょうか。
自分の体感では密封できるキャニスターよりさらに持ちが良くなるので、「密封はしてるけど…」とやきもきしている方には特におすすめ。
容器のバリエーションもあってコーヒー豆以外にも使えますし、1つあたりも高くないので試してみてはいかがでしょうか~。
ちなみにAmazonだと600mlとか1000mlのセット売りが幾分安いですが、容器の単品購入は送料がかかって割高。
ヨドバシ・ドット・コムなら送料無料で買えるので参考までに(自分はそっちで買いました/ただ在庫がなくなりやすいのでタイミングによってはないかも)
あと容器を単品で買う場合はポンプも別で買う必要がありますのでお忘れなく~。
ちなみに動画で使っているのは340mlが2つです。スターターセットだと600mlなので注意してね。