コーヒー豆通販を色々試すシリーズ。
今回はYouTubeで見つけたコーヒー屋さん、珈琲螺房(コーヒーラボ)さんで購入してみました。
販売はBASEです。
かなり特徴的なコーヒー屋さんで、苦みと雑味を取り除いた、浅煎りとも違う「焦がさない焙煎」をされているとのこと。
焙煎にまったく明るくないですが、「焦げ」にまつわる熱の種類(伝導・対流・輻射)の選択・コントロールをされているのかなあと勝手に想像しています。
購入したのは↓
- ブルーマウンテンNo.1セントピータース 50g:1500円
- マンデリン・スマトラタイガー19+GP 150g:500円×3
- パナマ・ベルリナ農園ティピカスペシャルリザーブ 50g:800円
- エチオピア・メタッド・アラカ 100g:700円×2
5000円以上で送料無料だったのでそのラインに合わせて(笑)。
マンデリンとか苦味を味わうコーヒーの代表格ですがどんな感じなのか、そもそも本当に苦味や雑味がないの?と半信半疑、好奇心半分で購入してみました。
100gとか150gで注文しても、パッケージは50g単位。
冷凍する派としてはこの小分けは地味に嬉しいところ。
ちなみに深夜に注文して、その日の正午には発送通知が来ていたので、焙煎当日発送ではないのかな~と思いつつ。
公式のQ&Aに「劣化する要素全てを取り除いている為、豆のままでしたら3か月程度でしたら問題なくお楽しみ頂けます」との記述があるので問題ないという前提もありそう。
個人的にはさすがにそこまでではなくない?とまだ保存については疑ってるため、他の豆と同じように冷凍保存しています(笑)
豆はこんな感じ。
「浅煎りより更に手前の状態」とのことですが、意外と色づいてはいます。
淹れ方に関してはレシピが添付されていて、公式サイトでも確認できます↑。
苦味と雑味がないので細挽き・沸騰水でいい、細挽きだから早めに落ちる円すいドリッパーと理にかなってますね。
1杯あたりの豆の量も少量で済むのでいいのもグッド。
雑味がないので成分を普通に抽出すればOK、特別な技術は必要ないという潔さが好きですし自信もうかがえます。
レシピ通りに淹れてみます。
湯通しして細挽きにした豆を入れ、1/3程度の水位まで注ぎ短時間の蒸らし。
ガスの放出はあるので、劣化しないというスタンスでも鮮度については問題なさそう。
2投目は2/3くらいまで、後は目的量まで注ぐだけ。
雑味がないのでもちろん落とし切るスタイル。
この方法なら、ドリップポットすら要らないですね、適当な鍋とか薬缶でも淹れらるのは手軽。
最後まで疑ってたんですが、飲んでみるとほんとに苦味・雑味がなくて、思わずごめんなさいが出ました(笑)。
かといって酸味が強いわけじゃなく、コーヒーとしての骨格は残しつつ甘さとコーヒーのキャラクターが伺えます。
マンデリンも淹れてみましたがこちらも苦味がなく…美味しい…。
とはいえ一般的なコーヒーとは全然違うため、こんなのコーヒーじゃねえ!苦さがあってこそのコーヒーだ!という人もいるかと思います。
個人的にはどちらが正解とかじゃなく、コーヒーの1つの形としてすごく美味しいものが飲めました。
苦さや雑味による複雑さも含めてコーヒーの多様性だと思っているので、引き続き色んなコーヒーを飲んでいきますが、選択肢の広がりをいただいた気がします!